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これまでの高校入試実績

”サクラサク"

2016年高校入試結果

在籍者13名

Y.U.君(3年) 都立小山台高(推薦)
R.M.さん(5年) 都立駒場高、錦城高(併願推薦)
A.O.君(1年6か月) 日大桜丘(一般)、東亜学園高(併願推薦)
M.O.さん(2年) 都立鷺宮高、大成高(併願推薦)
H.S.君(1年) 都立鷺宮高(都立のみ受験)
M.M.さん(2年) 都立杉並総合高、大成高(併願推薦)
S.Y.君(2年) 岩倉高・特進(併願推薦)
R.N.君(6年) 自由学園高(単願推薦)
K.M.君(1年) 日本工大附属駒場高・建築(併願推薦)
N.H.さん(3年) 国立音大附・普通科(単願推薦)
R.A君(8か月) 正則学園高(単願推薦)
K.A.さん(7か月) 杉並学院高(単願推薦)
Z.H.君(1年6か月) 都立大森高(都立のみ受験)

※()内は通塾期間です。

塾長所感

本年度の受験生は12月時点で13名。5名が私立の推薦にきまり、ほとんどの方が都立第一希望になりました。

2月2日に、入試の前日までみようと思っていたY.U.君の小山台高校推薦がすんなり決まり、残すは都立受験者7名となりました。そのうち2名は都立のみの受験。また、この期に及んでも勉強に身が入らない受験生もいて、こちらもはらはらしながら結果を待つことになりました。

結果は5勝2敗。1名は模試結果から言っても記念受験的な受け方でしたので不合格はある程度予想していました。ただ、もう一人は高めの志望校でしたが、ここにきて上り調子で十分期待したのですが残念な結果となりました。私立の挑戦校に合格し、その後の試験までの間に気の緩みがあったのかもしれません。あるいは私立合格でつきを吸い取られてしまったのかもしれません。(倍率は去年の1.37倍から1.77倍に上がっていました。)

心配していた都立のみの受験組2名、勉強に身が入らず都立の推薦対策ばかりしていた1名も無事合格しました。よかったね!!

本年度の都立入試結果は以下の通りです。

都立小山台高校、都立駒場高校、都立鷺宮高校、都立杉並総合高校、都立大森高校

レベルの高い2校があるのでまずまずの結果といえますが、できれば地元の豊多摩、杉並に受験する人がいてほしかったです。

通塾期間が長く印象深い塾生3名をあげてみます。

Y.U.君(通塾期間3年)都立小山台高校(推薦)

中1の4月より入塾。野球少年で小学生の時は特別な勉強はしてこなかったということです。1学期は普通の成績でしたが、その後徐々に成績が上がり、中2の3学期にはほぼオール4の成績に。中3の4月に私立希望に変更。推薦希望でしたので今まで通り学校の授業を中心に指導を行い、推薦基準に達しない時のために、私立用の勉強も併用しました。

最終内申は、主要教科は4つが5に2ランクアップ。しかし急遽私立第一志望から都立に変更し、無事めでたく都立小山台高校に推薦合格しました。最初希望していた中大杉並の推薦基準は十分達していたと思いますし、本番の試験でも合格したと思われます。勉強しているうちに中杉以上の学校に行きたくなったようです。塾としましては都立と中杉の両方受けてほしかったのですが、彼にとっては私立の受験料も入学金もいらないとても効率の良い受験となりました。

早慶は1、2年の勉強量から考えるとやはり間に合わなかったと思います。3年間きちんと勉強して大学受験で国立・早慶を目指してください。

R.Mさん(通塾期間5年)都立駒場高校、錦城高校(併願推薦)

あの大震災の時には入塾していた記憶があるので、本当に通塾期間の長い生徒さんでした。小学生の時は一般クラス、中学生になってからは、英語は英文法・英会話クラス、数学は個別で指導。特に難しい勉強はせず、学校の範囲を学習しましたが、マイペースな生徒さんで復習は家できちんとしていたようです。学年が上がるに従って力がついてきて都立駒場高校に無事合格しました。

中学の3年間F先生が数学を指導。時間があれば他の教科もみていたようです。塾の力というより本人の力とF先生のアドバイスで成績が伸びたのでしょう。都立の受験は全く心配のいらない(必ず合格できる)生徒さんでした。

R.N君(通塾期間6年)私立自由学園(単願推薦)

小学校3年生から在籍。通塾期間が長いこともありますが、今までの塾生の中で最も印象的な生徒さんの1人です。彼には人を和ませてくれる力があるのです。彼を教えていると何となく楽しくなってしまうのです。これは私だけが感じるものではなく、おそらく本多セミナーの他の先生や併設のアレキサンダーの外国人の先生も、学校の先生も友達も彼の回りの多くの人が感じるものではないかと思います。

ただ勉強には難点がありました。どうしても集中して勉強ができないこと、勉強に対する自覚がないこと、緊張感をもって勉強できないことなどです。こうした生徒さんは無理やり勉強させてもなかなか効果が上がりません。私は小・中学生の間は芽がでないとふんでいました。ただ、本人もご父兄の方も中学生の間に成績を上げ、よりレベルの高い高校を望んでいたようでした。(というよりも評判の悪い学校には行かせたくなかったようです。)

今回彼の選んだ全寮制の自由学園は彼にぴったりの学校だと思います。都立もレベルの高くない普通科なら合格したと思いますが、なかなかどうしておもしろい学校を選んだと感心しています。彼ならこの学校で勉強に対する自覚が芽生え、必ずステップアップしてくれると信じています。N君7年間楽しませてくれてありがとう!!てこずらせてくれてありがとう!!

総評

先に述べましたように今年はほぼ全員が都立希望でした。こうした都立第一希望の傾向はますます高まっていくように思われます。

今年は内申点を大幅に変更した年ですが、私共の塾では特に新しい変化は見られませんでした。ある特定の学校に人気が集中し、その前後の学校の難易度が変化するという現象が少なくなり、むしろ受験倍率は均等化してきているように思われます。このことは杉並区だけでなく全地域的にもいえるのではないでしょうか。言い換えますと模擬テストの合否判定が正しく反映された年ともいえます。実際私共の塾でも志望校を抑え気味に受験した人は(S判定、A判定の人)まず間違いなく合格し、挑戦した人は(C判定以下の人)は不合格になっています。

だからといって、内申点の低い人は都立をあきらめろというのではありません。当日点はよりむしろ重要視されつつあるのです。一発逆転はあるのです。

これからは当日の点数をもっと上げる(つまり偏差値を上げる)努力をしていかなければなりません。難しい問題をどんどん解いていくということではありません。都立はそんな問題はでないのです。自校作成の学校も統一問題になりました。当日点を上げるには学校の定期テストだけではなく、1、2年から普段の勉強の復習をしておくことです。それが自分でできない人は塾も必要です。模擬テストをなるべく早い時期に受験して自分の力を知っておくことも大切です。

私立受験(中堅の私立)はますます易しくなっていくように思います。特に附属系の私立はねらい目です。事実、本年度でも挑戦校として受けた附属系私立の合格者がいます。これは数年前では考えられなかったことです。都立第一志望でも評判のよい私立なら行ってもいいという人は、従来の都立と併願推薦の私立の他、挑戦校としてもう一校一般受験で受けるのもいいでしょう。私立が下がっているだけに案外いい結果になるかもしれません。

都立のみ一校の受験は大変潔い受け方ですが、本人も塾にも相当プレッシャーがかかり、志望校を抑え気味にしてしまいます。やはり、併願の私立を受けるのが一般的です。(甘いかな!)本年度は2名おりましたが、入って本当に良かった。

以上です。本多セミナーはこれから入塾する都立志望の中3生を待っています。

本多セミナーは1年間の高校受験請負います。

 

2015年高校入試結果

在籍者11名(アイウエオ順)

U.S.さん 関東国際高(単願推薦)
K.T.君 杉並学園高(単願推薦)
K.D.君 東洋高特進
S.S君 都立光が丘高、昭和第一高
S.U.さん 宝仙学園高
N.T.さん 新渡戸学園高(推薦)
N.T.さん 日体桜華高
N.R.君 都立総合工科高、自由が丘学園高
N.A.君 都立総合工科高、自由が丘学園高
H.T.君 都立武蔵丘高、専修大附属高、杉並学院高
M.S.君 都立井草高、実践学園高特進

塾長所感

小学校から通塾している人もおりましたが、中3になって入ってきた方が多く、半数以上が一年以内の受験生でした。単願推薦の2名を除く8名が都立第一希望でしたが5名合格、3名不合格という厳しい結果となりました。内申点の低い方がその基準以上の学校を受験する場合、よっぽど当日点をとらなければ合格できないことを実感しました。また、自校作成高に1人挑戦しましたが合格できませんでした。可能性はあったと思うのですが、やはり5科の総合力が求められます。

近年私は中3のクラスを担当せず、定期考査の補習や受験期の志望校対策を指導してきたのですが、今年はそれも十分に行うことができませんでした。(希望者が少なかった事もあります。)

来期(2016年度)はこれはと思う生徒(この1年頑張ってみたい人)には、1年を通じてじっくり実力をつけ当日の試験に臨ませたいと思います。また、講師一同一丸となって第一志望校に合格できるよう指導していきます。本多セミナーは1年間の高校受験請負います。

2016年度都立入試変更点につきまして

皆様もご存知かと思いますが、来年度より都立入試制度が大幅に変わります。よくお分かりにならない方のために、私なりに今までと異なる点を簡潔に述べてみたいと思います。

主要な変更点は次の二つです。

  1. 主要5教科以外の副教科(体育、音楽、技術家庭、美術)の内申点を2倍にすること。
  2. ほぼすべての学校の、当日点と内申点の割合を7:3つまり700点と300点にすること。

1) 今までの内申点は、主要5教科をそのまま1倍にして、他の副教科は1.3倍し、51(5×5教科×1倍+5×4教科×1.3倍=51)を満点としてきました。ところが来年度より副教科が2倍され65(5×5科目×1倍+5×4教科×2倍=65)が満点となります。副教科の得意な人が断然有利といえます

2) 今まで当日点600点・内申点400点、または当日点500点・内申点500点だった学校がなくなり、すべての学校が7:3つまり当日点700点・内申点300点になります。こちらは偏差値の高い人が有利になります

これでは偏差値の高い人と内申点の高い人のどちらが有利かよくわかりません。杉並地区の都立杉並高校男子を例にとって考えてみましょう。

杉並高校の27年度募集要項では、学力テストと内申点の比率が7:3で、合格基準の総合得点(男子)は630点になっています。もし受験する方が主要教科4/4/3/3/3、副教科4/3/3/3もっているとすれば、主要教科の合計は4+4+3+3+3=17、副教科の合計は4+3+3+3=13、合わせて30の素内申になります。

旧制度の内申点は、主要教科はそのままで副教科は1.3倍しますので17+13×1.3=33.9、端数は切り捨てて33になります。内申点の満点が300点ですから、これを51で割り33を掛けたものが換算内申点になります。

300÷51×33=194…….換算内申点(旧制度)

当日点は合格点の630点から194点を引き、その点数を1.4で割ったものになります。1.4で割る理由は当日点700点満点を実際のテスト500満点に換算するためです。(700÷500=1.4)

(630-194)÷1.4=311…….当日点(旧制度)

つまり、ここで例に挙げた換算内申33の人は、1科目平均約62点がとれれば合格になります。

新制度では副教科を2倍しますので、換算内申は17+13×2=43になります。300点を65で割り43を掛けたものが換算内申点になります。

300÷65×43=198……換算内申点(新制度)

当日点は合格点630点から198点を引きその点数を1.4で割ったものですから、

(630-198)÷1.4=308……当日点(新制度)

になります。たった3点の差です。ほとんど変わりませんね!!

そうです。この地域で杉並高校以上のランクを狙っている方はよっぽど副教科が悪くない限り新制度に思い悩む必要はありません

ただ6:4や5:5の学校は全て7:3に変更されるのですから影響は甚大です。つまり換算内申が51から65に変わったことで、内申1に相当する換算内申点が小さくなってしまったのです。新制度では内申1あたり、同じ7:3の学校でも(旧)300÷51=5.88から(新)300÷65=4.61と1.27小さくなり、6:4の学校では(旧)400÷51=7.84だったものが(新)4.61と3.23小さくなり、5:5の学校に至っては(旧)500÷51=9.80のものが(新)4.61と半分以下に縮小されてしまうのです。杉並高校よりランクが上とされる石神井高校は6:4なので要注意ですね。

以上、長々と説明しましたが、要約すると次のようになります。

  1. 杉並高校以上の学校を狙っている方は新制度も旧制度もあまり変わりません。ただ今までよりも当日点を重視しているので、少々内申点が悪くても当日のテストで頑張れば逆転も十分あり得ます。
  2. 偏差値50以下の学校は当日点が今まで以上に大事になります。学校の定期考査対策だけの勉強は危険です。日ごろから本番の入試対策にも力を入れること。
  3. 副教科が苦手な人は内申点がきつくなるため、実技が不得意でも日ごろから宿題、提出物等をきちんとだすこと。そして何よりも大事なことは、実技が苦手であっても真面目に取り組むこと。(先生はみています。)
  4. 主要教科に2が並んでいても今までほど気にする必要はありません。(私立の推薦を希望している方は別です。主要教科の2は致命傷になります。)それよりも1、2年から積極的に模擬テストを受験し、偏差値の推移、自分の弱点をつかんでおくことが大切です。

 

2014年高校入試結果

在席数5名でした。

F.K.さん(S中) 都立武蔵丘、杉並学院
A.M.さん(A中) 都立杉並、東亜学園
O.U.君(A中) 杉並学院
M.M.さん(K中) 武蔵野女子学院(単願推薦)
N.T.君(S中) 駒場学園(単願推薦)

2013年高校入試結果報告

 本年度の中3生は中2の時から人数がそろわず4月時点で全員4名。レベルの差があり数学は3名と1名の2クラスでスタート。完全に個別指導状態でした。7月に1名入るも、7月には1番できる生徒が離脱する有様でした。

さて、その結果は、、、

都立青山、日大鶴ヶ丘、駒沢、実践学園、杉並学院、東京立正、日本学園、他

人数が少ない分、例年より見劣りするのは否めません。都立進学も1名のみです。

12月の3者面談で2名の単願推薦(その内1名は10月入会)が決まり、冬期を前にして総数4名が当日勝負となりました。これだけ受験者が少ないと(一名は個別)全員たっぷりみてあげる時間はあるのですが、いささか迫力に欠けたことも事実です。その結果2名は成功、1名は不成功、あとの1名は成功とも失敗ともいえない結果になりました。本年度はうまくいかなかった人もおりますので、出身校のイニシャルを変えている人もおりますし、名前のイニシャルのあとに受験校をぼかして書いてある人もいます

S中のNさんは中1が終わる2月に入塾。入塾するまではあまり勉強してこなかったようで成績もちょうど真ん中。でも力のあるお子さんでした。本多セミナーののびのびしたクラスに合っていたようで、その内どんどん頭角を現し、2年生の3学期には主要教科はオール4になり(あるいは5が混じっていたかも)、私も中3になる前に志望は高く西高を目指すつもりで頑張りなさいとアドバイスしました。ただ一人だけ成績が伸びてしまったため本多セミナーのクラスでは(本年度は人数が少なく特に成績の良いお子さんは彼女以外におりませんでした。)物足らず、夏期講習を前に退塾を余儀なくされました。ああもう一人同じレベルの人がいれば2人クラスを設定できたのに!!

その後2学期の期末も終わり、数学だけ心配ということで塾の数学個別指導に復帰。内申も主要5教科はオール5に近い成績で見事都立青山高校に合格しました。塾のおかげというよりはほとんど彼女の力で合格したわけですが、2年生の時の塾の指導が彼女には合っていたようです。

単願推薦で実践学園高校に合格したS>中のAさんは小2から小4の途中まで本多セミナーに在席。小6の時また戻ってきた在席期間の長い、本多セミナーにとっては大変責任のあるお子さんでした。理数系が大の苦手でしたが、3年間何とか真ん中をキープ。第一希望の実践学園高校の単願推薦を勝ち得ました。塾としましてはワンランク上の私立高に合格させたかったのですが主要3科の内申が足らなかったようです。武蔵野女子の推薦基準、都立杉並の内申基準をクリアーしていたので別の道があったかも。でもやはり彼女は単願推薦向きの生徒さんでした。計画通りにいけてよかったね。

K中のS君とU君は学校の成績も生活環境もほとんど同じ、U君は2年生の夏、S君は3年生の4月から入会。どちらも都立希望でした。また、受験校もほぼ同じレベルの学校を受験し、1人は合格し、1人は不合格となりました。2人とも3年生の10月まではほぼサッカー中心の生活で塾にも満足に出席できない状況でした。

S君は学期の内申は上がらず、結局都立をあきらめ、狙いを私立駒沢高校一本に絞り見事合格しました。

一方のU君は2学期の内申が少し上がり、現実離れした志望校を合格可能な私立に変え、都立の2本立てで勝負しましたが不首尾な結果となりました。今考えると内申が上がった時点で都立一本に絞った方がよかったかもしれません。2学期の内申が上がったことでツキを使い切ってしまった感じです。でもこれで終わりではないのです。中学時代の勉強法を反省し、3年後は必ず雪辱を晴らしてください。U君、君ならできるよ。

M中のU君中3の6月末からスタート。英・数は全くOの状態で、夏期はクラスでも1対1で指導。でも勉強慣れしていないS君はつい塾を休みがち。それでも夏期が終わった時点では、個別で見ていたせいなのか彼なりに頑張っていたおかげなのか、何とか英・数の恰好がついてきました。2学期の3者面談では内申は少ししか上がらず、都立の商業を勧められたようです。しかしこれでは塾に来た意味がありません。商業なら塾に来なくたって行けるのです。

英数は全くできませんでしたが、彼には国語の能力はあり、しかもスポーツは万能です。また、多趣味でもあり、人当たりも抜群で(ちょっと調子のいいところもありますが、)勉強さえなければだれにも引けを取らない立派な中3生なのです。実際、英語だって単語と文法ができないのであっていわゆる英語的センスはいい方です。

彼は学校の先生の薦める私立の併願推薦校(都立のみ併願可)をけり私立志望を切り替え、第一志望の私立は逃したものの、無事私立高に合格しました。都立は結局受けなかったのですが、それはやはり正しい選択だと思います。

でも惜しかったなあ!あと一ヶ月あれば第一希望の私立に合格できたと思います。

中3生が少ないこともあり直前は必死にみたのですが、彼の将来を思えばこの結果をよしとします。2ヶ月かそこらの勉強で第一希望に合格してしまえば、彼の性格から世の中甘く見るに決まっています。英語の力を伸ばし、3年後は今以上の学校を目指してもらいたい。

本年度は人数が少なく決して良い受験結果とは言えませんが、思いのほか長い文章になってしまいました。それは今年の中3生に対しかなりの思い入れがあったからなのかもしれません。勉強は今一でしたが、みんな明るく教えやすい生徒ばかりでした。

2013年度も人数が少ない(3月時点中3生4名)ことが予想されますが、老骨を鞭打って頑張る中3生をみていきたいと思います。

さて今年の教訓は

1 私立を一般受験する場合、合格しやすい学校としにくい学校がある。

偏差値は高くなくても、推薦者を多くとる学校は一般受験の枠が少なくなり、合格が厳しくなります。受験生は学校案内だけに頼らず、説明会等で一般受験を重視しているかどうかを掴む必要があります。学校側はなかなか本音を言わないものですが、推薦か一般受験をのどちらかを重視するというその微妙なニュアンスは足繁くその学校に通えば通うほどわかってくるものです。

2 学校の3者面談で思いのほか低い私立の推薦を勧められた場合、すぐ塾の先生と相談すること。

学校の先生の申し出をける場合は先ず塾の先生に相談して勝負できるかどうか確かめましょう。そして家族で相談し本人の意思を尊重してください。(誘導はいけません。)そして受験するとなれば全敗を覚悟で試験に臨むこと。人間、2か月必死に頑張れば、その間に実力はつきますし、たとえ第一希望の学校に行けなくても(いける可能性もある)拾ってくれる学校は必ずあります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

入試実績は塾の通信簿です。私が入試実績を書く最大の目的は、大手塾のように有名校の数を列挙することができないので、これから受験するお子さんやご家族の方に、今年はいかに戦ったかを可能な限り正しく伝え、受験の参考資料として役立ってもらい、もし私のようなところでも挑戦してみようかなという受験生を掘り起こすことです。

また、この報告はこれまで一緒に戦ってきた戦士たちとのお別れのメッセージでもあります。ですから、将来本多セミナーの受験生が読むことを意識して書いてもいるのです。受験に成功した方には有頂天になるなと戒め、うまくいかなかった方には、これを糧にして、もっと目標を高くとエールを送っているのです。

2012年高校入試結果報告

2月29日は都立合格発表(平成23年度)の日。朝からあいにくの雪で、発表を待つ受験生にとっては最悪の天気でした。合格発表を待つ気持ちは塾にとっても言い表すことのできないヘビーなものです。ただひたすら待つしかないのです。あ、、今電話が鳴りました。

さて、今年の1年を振り返りましょう。

今年の中3生は中2から在籍しているもの8名、春期から1学期にかけて参加したもの4名、夏期から参加したもの5名で、11月末時点では総勢15名で近年になく大所帯になりました。ほぼ全員が都立希望で、期末も終わり、さあこれからが本番だと、学校の3者面談の結果を待ちました。

学校の3者面談の結果はこちらの思わぬものとなりました。なんと15名中6名が単願推薦を選択してしまったのです。その内訳はそれぞれ、日大二高、専修大附属高(2名)、実践学園高(特進)、日本工業大附属高、堀越高です。それぞれの生徒がまだ余力があり、まだまだ伸びるメンバーでした。日大二高に決まったM中のTさん(中3の夏期講習から参加)は、都立武蔵野北、大泉どころか都立武蔵や駒場の可能性を秘めたお子さんでした。また堀越高に決まったM中のT君(中2の夏から参加)は中2の時のオール2の成績から中3の2学期にはオール3以上の成績となり、都立受験の選択もあったのでは、、、

内申点を上げ、第一志望の私立高に推薦入学するのは一つの高校受験の良い方法ですが、これほど推薦の多い年はめずらしく、拍子抜けしてしまったというのが実感です。おかげで私の出番が少なくなりました。

また、1月の末にK中のS君が都立杉並高の推薦が決まり、都立を第一志望にしていたM中のT君と、S中のT君がそれぞれ私立挑戦校の国学院久我山高、二松学舎大付属高に合格し、都立受験の人はほんの数名になりました。

M中のT(中3の夏から参加)の久我山は志望校判定からはちょっと考えられない快挙ですが、最後まであきらめず勉強したことが功を奏したようです。S中のT君(中3の春期から参加)

二松学舎は塾の父兄面談で何気なく挑戦校として勧めた学校ですが、すんなり合格しました。国語の力で入ったのかも、、、、

K中のS君(3年の夏から参加)は2学期に内申点が急上昇。こちらの知らぬ間に杉並に推薦を出し、1月末にすんなり推薦合格を果たしました。実は併願推薦をもらった杉並学院(特進)を本人もご家族の方も気に入っており、ここは杉学特進を滑り止めにして都立豊多摩に挑戦という手もありました。12月時点では豊多摩の実力とは程遠かったのですが、直前の2か月でなんとかなった気がします。

S中のAさんは中1の2学期から参加。始めから私立希望でしたが2年生まではクラスでじっくり英語・数学の基礎を勉強。英語の力はついたのですが、数学は思うように伸びません。中3になって彼女は私立の単願推薦にターゲットを絞り、定期テスト対策はもとより、英検、漢検、生徒会、クラブ活動など2学期の内申を上げるありとあらゆる努力をしました。内申は彼女の思うようには伸びなかったのですが、特別枠で専修大附属の推薦をとり、見事専修大附属高に合格を果たしました。彼女の作戦勝ちです。

A中のOさんは3年の夏期講習から参加。中3になってから入塾とはいっても実は小5、小6のときは在籍していましたし、中学になってからも講習には参加していました。ただ欲がなく自主的に勉強するタイプではなく、講習参加直後は力がつくのですが、塾に来ていないときは力が落ち主要3科目の成績が安定していなかったようです。今回は受験も近いので夏期講習後も通塾を勧めました。そのかいもあって内申が杉並レベルから富士レベルに躍進し、見事第一希望の都立富士高に合格しました。でも私立は受験せず、都立一発勝負でしたので内心はひやひやものでした。受験は何が起こるかわからないものです。

同じ富士高に受験したK君は残念な結果になりました。彼は6月に入塾。夏期講習、2学期と猛勉強しましたが、結局富士には届きませんでした。模試判定をあらためてみても、合格は難しく、やはり富士を受験するには塾に来るのが少し遅かったのかなというのが実感です。合格したOさんとは基礎力に差があったのです。でも素晴らしい挑戦です。この8か月は無駄な勉強にはなりません。3年後に雪辱を果たしてください。

今年は本番で勝負した方がいい人が推薦を選び、本番受験する人で受験直前になっても集中して勉強できなかった人もおりました。なかなかこちらの思い通りにならないものです。

さて今年の教訓は

1 都立希望、私立単願推薦希望の人でしたら中3からの入塾でも十分間に合います。

学校の成績のとり方を知っている人は中1、中2の間は通塾しなくても大丈夫です。中3になって主要3教科の実力をつけていけばいいのです。

2 中2まで通塾していて成果が上がらない場合は転塾を。

今年の本多セミナーで中1、中2から継続して通塾している生徒と中3になってから入塾した生徒では、残念な結果ではありますが今年に限っては、中3になって入塾した生徒の方が成績が上がっているのです。継続して通塾した生徒は友達関係で続けた人が多かったのです。1年以上いて成績が向上しない場合は思い切って塾を変えることです.(もちろん私の塾についてもいえることです。)友達といい競争相手として通塾していればいいのですが、そのケースは稀です。子供が通塾を希望していても成果が出ない場合はストップさせる親の勇気も必要です。またその逆に一定の成果が出ているのに子供が塾を変えたがっている場合はよく理由を考えて対処すべきです。友達がいなくてつまらないなどという理由でしたら継続させた方がいいでしょう。

3 塾はなるべく学校の友達のいないところを選び、塾の中で友達になること。

2とも関係するのですが中3になってから入塾、または転塾する場合、学校の友達関係の薄い塾を選ぶことです。1人で通塾している場合の方が断然塾の勉強ははかどります。できればそこで友達を作りよい競争相手になるのが一番いいのですが、、、

4 今年の理社無料補習は役立った。

23年度より中3理社無料補習を実施しました。都立受験希望者の方に月謝があまり高すぎないようにするためです。この補習は2学期の内申に一定の成果を上げたようです。多くの私立推薦入学やより高い都立校に志望校を変えることができました。本年度はさらにレベルアップした形で中3理社無料補習を実施いたします。(毎週土曜日、月4回、150分授業)

また、本年度より中1中2の塾生にも理・社・国無料補習を(月2回、150分授業)を実施いたします。また一般クラスの週1回の算数・数学だけでは足らない方のために、希望者には第2教室にて算数・数学の無料補習を実施いたします。(小4~中3までの全クラス)

5 志望校に迷ったら勝負しよう。

私は以下の人達に受験期に個人的に集中して面倒をみようと考えています。

  1. 通塾期間の長い人
  2. 短期の人でも真剣に勉強している生徒
  3. あともう少しで合格できる学校に挑戦している生徒

特に挑戦する人には(あまりにもかけ離れた学校を受験する人は別)徹底的に面倒をみるつもりです。もちろんぎりぎりのところを受験するわけですから失敗することもあるでしょう。でもあの時、あの学校を受けていたらなあという後悔だけはさせたくないのです。  さあ、今年1年も頑張るぞ!!

2011年高校入試結果報告

2011年高校合格実績―――12名中10名第一希望合格

1月中旬、心配していた私立希望の方の推薦がぎりぎりに決まり、勝負は私立希望の2名と、まだ合格ライン上の都立志望の5名となりました。

M中のS君は、中1の夏期講習からスタート。 小学校の時、ぜんぜん勉強をしていなかったらしく、勉強の姿勢ができていませんでした。 元々理系に強く、中1の後半あたりから数学の力がついてきましたが、英語に関しては、中2に入ってもなかなか力がついてきません。 結局この状況で、中3の2学期を向かえ、志望校は内申が足りないこともあって、日大桜ヶ丘の一般試験で勝負ということになりました。 英語は試験直前1カ月前に急速に伸び、見事に日大桜ヶ丘高校に合格しました。

K中のIさんも、第一志望の専修大附属高校に合格しました。 Kさんは2年の秋に入塾。英語と数学の主要2科目が弱く、結局英語は内伸が悪いまま、中3の2学期が来てしまいました。 でも真面目にきちんと塾に通う生徒さんでした。

2人とも、合格した2校は中3の初めからの第一志望校であり、2校とも推薦重視の学校で、一般入試は難しいと予想されていました。 よく入ってくれたというのが実感です。 一般入試の私立希望の方はこの2人だけでしたので、夏期、2学期、冬期を通じてよく見ました。 これで責任が果たせ、一安心。

A中のY君は、小6の春からの生徒さん。小学からずっと在籍している生徒は珍しく、今年の中3では彼1人だけです。ただ、小学校の時から週1回だけ(算数・数学)の通塾で、効果はほとんどなく、中3の春になってしまいました。 中3になってからは、英・数・国の3科目を、12月からは5科目を受講し(今年は12月から理社クラスを開始)、都立杉並を目指しました。 しかし一向に効果が表れません。1月の進研の模試では、杉並高校には84点不足のE判定でしたが、彼の杉並高校受験の意思は固く、その後、一ヵ月半の努力で、見事第一志望の杉並高校に合格しました。彼の成功は学校の先生や模試の結果に左右されない、杉並高校に行きたいという強い気持ちと、週1回でもなんとか4年間、やめずに塾を続けてきたことだと思っています。 最後の一ヶ月はよくがんばったね!! おめでとう。

心配していたH中のK.S君、R.S君、Y君は、それぞれ第一志望の都立豊多摩高、農芸高、芦花高に合格しました。特にY君は、中3の夏期からの参加でしたが、2学期に内申を倍増し、軽々と第一志望に合格しました。 もし彼が、中3の春から参加していれば、豊多摩高はおろか、富士高レベルに達していたのではないかと思われます。週1回、英語だけ受講のMさんは、残念ながら、都立は不合格となりました。 ちょっと志望が高かったかな?冬期講習に入る前、1月から数学をとるように勧めていたのですが・・・・・

内申、実力とも、全く都立高校を絶望視されていたS中のK君が、大島海洋国際高校合格の朗報をもってきてくれました。彼が階段を駆け上がり、「合格しました。」という嬉しそうな顔は、忘れられないでしょう。

総評

今年の12名の受験結果は

K中 Iさん  専修大附属高校、富士見ケ丘高校 他
H中 SR君  都立農芸高校 他
M中 S君   日大桜ヶ丘高校
H中 SK君  都立豊多摩高校 他
A中 Y君   都立杉並高校 他
H中 SZ君  日大桜ヶ丘高校(推薦)
S中 K君   都立大島海洋高校 他
S中 Kさん 都立杉並高 他
S中 Nさん  駒場学園高校
D中 S君   順天高校 特進
になります。

受験生12名のうち、8名は中3になってからの生徒さんで、しかも、4名は夏期講習からの参加でした。 特に難易度の高い学校はありませんが、この結果に満足しています。それは、12名中、10名が第一志望校であること。 また、今年は近年になく、中3生を見ることができ、成績の芳しくない人の実力を底上げすることができたからです。

実は、都立第一志望の方で絶対安全に思われた人は2名おりました。 そのうちの一人S中のKさんはなんなく都立杉並高に合格しましたが(富士高レベルの人です)、もう一人が、予想もせず、不合格になってしまったのです。まさか・・・・・こんなことは、30数年の経験で数えるほどしかなく、ここ10年でも記憶にありません。 結果論から言えば、12月の直前になって、自校作成校から一般の都立入試に志望校を変え、安全策に走ったこと。 そして実力に相応した私立を受験しなかったことが挙げられます。 でも、そんなことよりも、彼のことを考えると私は残念でかわいそうでなりません。 この苦い経験をばねにして、今度は自分の意志で志望校を考え、3年後に屈辱を必ず果たしてください。 入試に絶対大丈夫はないと、しみじみ実感いたしました。

さて、今年の教訓は

高い目標を掲げ、自分の行きたい学校を早く見つけてください。(見つからなかったら、早く塾の先生に相談すること。)志望校が決まったら、それがどんなに高いものであっても、学校の先生や塾の意見に惑わされず、初志貫徹してください。入試に絶対大丈夫はないのと同様、絶対ダメもないのです。

入試に効率をあまり考えず、安全策に走らないこと。都立第一志望の方は、私立を併願推薦一校だけで済ます人が多いのですが、やはり、一校は自分のレベル以上の学校を挑戦してください。これは塾の先生を安心させないという意味合いもあります。塾の先生は、合格ラインに達していなければ、必ずみます。(塾の先生は不合格という言葉が嫌いなのです。)そして、その勉強が都立の受験にも役立ちます。

私立の中堅校は、ねらい目です。これだけ都立の人気が復活してくると、私立は逆に易しくなります。少し怖いかもしれませんが、学校の先生の勧める推薦校を蹴って、私立を片っ端から受けるのも一つの方法です。

今まで勉強してこなかった新中3の皆さんへ
やる気があれば、どんなに成績が悪くても面倒をみます。とにかく門をたたいてみてください。死ぬほどみます。今、私は勉強ができる人よりも、できない人の方に闘志がわくのです。夏前でしたら、何とでもなります!!

2010年度高校合格速報

本年度は12月の冬期講習を待たず12月に、受験生6名中、4名が私立の推薦に決まり、残すは都立希望の2名となりました。

それぞれの方が第一希望の学校で、それはそれでおめでたいことではありますし、また、安心もしたのですが、さあこれから冬期でひと踏ん張りだという時で、正直言って拍子抜けしてしまいました。

推薦の決まった学校はそれぞれ、二松学舎大附属高、文化女子大付属高英語科、文化女子大付属高、東京立正高です。
高校受験を30年以上手がけていますが、受験生の半数以上が冬期を待たず推薦で決まってしまうというのは初めての経験です。

でも考えてみれば、12月の推薦の学校が彼らの第一希望であるならば、何も2月に受験する必要はないのですから、こういった受験もありで、これからますます増えていくような気がします。そのためには中3の勉強を今まで以上にスピードを上げていくとともに、中3の一学期、二学期の内申対策が重要度を増していきます。

 今、(3月1日、午前9:40)都立を受験している人から武蔵野北の合格を電話で受けました。
おめでとう!!合格発表と同時に電話してくれたようです。ほんとうにおめでとう!!
あと1人!!

2009年高校入試結果報告

09年高校入試結果報告(受験生9名都立第一希望6名合格、3名私立)
都立富士(3)、豊多磨、杉並(2)、錦城、国学院、武蔵野女子、杉並学園 東京立正 他

今年の受験生は全員で9名、ここ数年の中では一番人数が多い年でした。
中1の最初から通塾している人もおり、責任は重大です。志望校を決める12月の父兄面談時に、全員が都立第一志望を確認しました。
内申・実力から判断して、ほぼ安全と思われる人が5名、合格ライン上と思われる人が2名、あとの2人はかなり厳しいかな?という予測をたてました。
ただここ数年都立入試は全勝を誇ってきたこともあり、結局全員にGOのサインを送りました。さてその結果は?

M中のSさんは中1の4月から入塾。
最初のころはまったく普通の成績でしたが、1年、2年と年を追うに従って、内申・実力ともに上昇。
特に3年生になってからの進歩はめざましく、2学期の内申はほぼ完璧な成績になりました。
独自問題の学校を勧めましたが、本人は無理をせず、冨士高を受験、楽々合格しました。ほんとうに、安心して臨めた受験でした。

I中のHさんは小6の時、英文法・英会話クラスで入塾。中1も英語のみ受講していましたが、中2の6月ごろ数学に不安があるということで数学も受講。
この数学受講のタイミングがよく、自信を回復。
中3になってからは英・数クラスとさらに個別で数学を受講、これもまた、ほぼ完璧な内申で富士高に推薦合格しました。
ほんとうに理想的な展開でした。

他の安全圏に達していたH中のTさんは富士高、S中のM君は豊多磨高、M中のFさんは杉並高にそれぞれ無事合格しました。

さて心配していた4人の結果は?
I中のYさんは無事杉並高に合格しましたが、他の3人は残念な結果となりました。
3人とも1,2月の伸びが足らなかったことが敗因として挙げられますが、一番の要因は都立の倍率が急激に上がり例年より都立の入試状況が厳しくなったことだと思っています。(例年なら全員受かっていたかもしれません。)
3人の方には、こちらの力が及ばず、大変申し訳なく、また残念な気持ちでいっぱいです。
ただ、いつも申し上げている通り、高校受験は通過点にすぎません。これをばねにして3年後の大学受験に雪辱を期してもらいたいです。

最後になりましたが、今年の受験結果から得た高校入試の注意点を箇条書きにします。

1 今年の都立は倍率が高く、今後もそれが予想されますので、内申・実力に見合った志望校を決めること。(経済情勢からいっても、都立はますます難しくなります。)

2 都立希望の人は中1の時からこつこつ勉強する。(塾へ中1から行きなさいと言っているのではありません。少しでもいいですから勉強する習慣をつけること。)

3 中堅の私立は狙い目。(都立が難しくなるということは、都立の志望者が増え、私立の志望者が減るということです。みんなと違うことをすれば成功しやすいのです。)

4 学校や、塾の父兄面談には極力参加すること。

(情報を得ることもありますが、塾の側が直接お子さんに言えないことを、ご家族の方に言える場合もあるのです。要は中3でもう大人なんだからといって塾任せにしないことです。)

2008年高校入試結果報告

08年高校入試実績(受験科4名中、3名都立第一志望合格、1名私立推薦、個別指導2名中私立推薦2名) 都立国際、都立武蔵、都立上野、他

個別でみていた2人の中3生が、すんなり推薦が決まり、また冬期講習になってすぐ、4名の受験生のうち1人が突然、受験どころではない重病におちいり入院し、受験生は全員都立志望の3名になりました。ところが3名とも志望がとても高いのです。

M中のHさんは中2の4月、英文法・英会話クラスで入塾。文法クラスでは生徒が集まらず個別の形で指導。最初は普通の成績だったのがみるみる上達し、2年のうちに英検4級、3級、準2級と合格し中3をむかえました。中3になってやっと数学も受講しました。 実はHさんの受験は、中3の秋までに英検2級を合格し、都立富士の推薦合格という筋書きを一方でたてていました。富士には英検2級で推薦基準を満たす項目があったからでした。すなわち彼女にとって英検2級合格イコール高校受験になったのです。その後、夏期の講習を含め先生を総動員し、11月に無事英検合格に至りました。ところが今年から富士に英検2級の推薦基準がなくなり、結局都立国際高を受験することになりました。 都立国際高は日比谷、西、戸山が復活するまでは、10数年に亘り都立の難関高で、今でも人気高です。彼女は内申、偏差値とも不足しかなり冒険的な受け方でしたが、無事合格しました。数学を中2の時から始めていれば、こんなに心配する必要はなかったのです。でもこれだけ短期間に英語ができるようになった生徒はこの20数年の経験の中でも、数えるほどしかおりません。

A中のTさんは中2の2学期の11月に英・数の個別指導で入塾。中2のうちに基礎を養い、先ずは数学から上昇。英語も苦手だったものの、受験期には都立のテストで1問くらいのミスで済むくらいにアップ。内申点も2学期には4つ上がり、都立武蔵に堂々の合格となりました。入塾時とは信じられないくらい英・数の力が伸びました。

中3の夏期講習から参加したS中のM君はこの地域には珍しい都立上野高に挑戦。上野高校は女子では富士と豊多磨の中間、男子では豊多磨レベルといったところです。しかし12月時点では内申点、偏差値とも全くの圏外、せいぜい杉並高がやっとという成績でした。それでも冬期、1月に驚異的な伸びを示し、こちらも1月末には合格を確信、そして見事上野高に合格しました。実は都立の合格発表後4日も連絡がなく半分あきらめかけて、この結果報告を書いている途中でした。ほんと塾長の心、受験生知らずです(M君冗談、冗談)。まったくもう、、、でもよかった。よかった。

最後に冬期講習に1日しか出席できなかったK君。1時は受験できないほど長期入院が予想されましたが、1月に奇跡的に退院。何とか私立受験に間に合い合格。塾にも2月に復帰。元気な顔をみることができて本当によかった。

今年の受験生は入塾の時期も、選択したクラスも、レベルも違い1人1人個別に対応しましたが、みんなそれぞれ第一希望に合格できてやっと一安心しました。 3人の受験生全員この学区外の高校を受験し、そのうち2名は独自問題の高校を受験しました。今後ますますこの傾向は増えるようになるでしょう。 いずれにしましても、都立受験は独自問題の学校であれ、普通の学校の問題であれ1、2年の基礎が大切であることを改めて実感しました。

2007年高校入試結果報告

今年の高校受験は全員で6名。1人を除き全員が都立受験希望者でした。

夏期講習の始まる前、中1の時から入塾していた2人の女の子が退会しました。2人とも勉強はそれほど得意ではありませんでしたが、とても素直なお子さんたちで、さあこれから本格的に見てあげようという矢先でしたので、残念というか何か拍子抜けしてしまいました。親御さん、お子さん、それと私の、進学に対するスタンスの違いでそうなってしまったと思うのですが、これも私の不徳のなせるわざでしょう。 その代わりといっては何ですが、夏から2人の男の子が入ってきました。

H中のT君、S君は中2の秋口にほぼ同時に入塾。2年生の間は2人とも個別に指導。3年生になってから同じクラスで指導しました。 T君は数学のセンスがよく、中3になってから英語・国語も上昇。2学期の内申は5科がほぼオール5に近い状態になりましたが、副教科が悪く富士の内申にも満ちません。 S君は3年になってから数学が急上昇、やはり主要5教科はよかったが、他の副教科がよくありません。結局、T君は錦城特進の併願推薦と都立武蔵、S君は国学院と都立豊多摩の順当な合格となりました。 本当はT君は戸山、S君は富士にと挑戦させたかったのですが、内申不足を補うほどの実力の急上昇は見られず、あえて勝負させるのを薦めませんでした。いつも内申には泣かされます。

今年一番面倒をみたのはH中のIさんで4月からの入塾です。最初から私立希望のお子さんで、一学期はクラスと個別で指導。夏から私立向けの指導を始めましたが、小学、中1、中2の間きちんと勉強する習慣がついていないので、すこし混み入った応用問題はまったく手がつけられません。 最終的に日大桜ヶ丘を目指し最後まで気をもみましたが、見事第一希望の日桜、他に武蔵野女子学院に合格しました。偏差値は10以上は上がったと思いますが、もう少し早く来てくれれば元々素質があるだけにもっとレベルの高い私立を望めたはずです。

夏から入会の男の子は、2人とも3年の1学期までサッカー三昧の生活(実は夏も大会があり完全な勉強ができず。) 2人とも英・数が苦手で中1の始めから指導。夏でなんとか中2の中ごろまで進み、2学期からは定期テスト対策。何とか都立の普通科の内申がとれて、それぞれ都立鷺宮、千歳が丘に合格。腐っても都立の普通科です。 訳のわからない私立よりよっぽどいいと思います。ここで特筆すべきは2人の家の方の受験方針です。先ず2人とも友達関係で塾を選んでいません。(2人とも別の学校だし、それぞれ別々に入って来ました。) また受験に際しては都立第一希望を貫き私立を1校も受験しなかったことです。1校のみの受験は塾泣かせで、大丈夫だとは思っても発表の日まで気をもむものです。 しかしその厳しい態度が、彼らを冬期講習から受験の日まで真剣に勉強させ、合格を勝ち取らせたのだと思うのです。どこも行けなかったどうするかですって? なーに都立の2次募集のあとだって受け入れてくれる私立はありますよ。

10月の途中から入塾したH中のO君も無事第一希望の都立豊多摩に合格しました。先ずは中学受験と同様"めでたさも中くらいなりおらが春"といった心境です。

2006年高校入試結果報告

N君は富士高校、Tさんは三鷹高校、それぞれ第一希望に合格しました。

今年の中3の受験生はたったの2人。十数年前、中3の生徒が50名以上だったことを思えば隔世の感があるがそれはそれ。むしろ受験生が少ないだけ目的にかなった授業ができ、自分の仕事(志望校に合格させること)ができるというものだ。

今年の2人の中3生は05年4月以降入会の文字どおり「一年間の受験請負います。」を地でいった受験生でしたが、2人とも中3になって入塾した塾生にしては全体的な成績は悪くなかった。A中のN君は知り合いのお母さんの息子さん。サッカー少年で、部活ではなくクラブチームに所属、ずっとサッカー三昧できたようだ。塾の経験がまったくなく、英・数の力を伸ばしたい、できればサッカーの強い都立駒場高校に行きたいというかなり欲の深い持主でした。 もう1人の I中のTさんは、都立杉並高校よりはいい学校に行きたいとのこと。こちらはかなり控えめです。N君は英語と数学のクラスを、Tさんは英語は他の塾に行っているので数学をクラスと個別の2回受講となりました。クラスといっても、基礎力をつけたいといって参加している私立中の男の子のたった3人だけのクラスである。入塾時N君、Tさんとも内申は豊多摩高校位、実力は杉並高校位といったところでほぼ同レベルの力です。だが2人とも素質はあるので冨士高校位という目安をつけました。

普段の授業では学校の内申対策、講習時には5科目を受講して受験対策を行ないましたが、なかなか実力がつかない。N君の場合、やはりサッカーとの両立というのが後々まで尾を引きました。夏期講習では3日に1度は授業に出られず、冬期講習でさえ前半の2日は休むという有様でした。Tさんは夏期講習の後半でクラスの授業についてこられなくなり、2学期からは個別週2回という私だけの授業になってしまいました。2人とも少しずつ上がっているとはいえ、11月の模試でもなかなか冨士高の偏差値に届きません。結局、2学期の内申も1学期と変わらず、1月のV模擬の結果によって受験校を決めるということになりました。 N君は力がついたら駒場か三鷹か富士高、上がらなければ豊多摩高。Tさんは力がつけば三鷹高(どういう訳か富士はきらいみたい。)だめなら小金井北高。2人とも都立第一希望で私立は併願高しか受験しないので無視してもよい。

ここで都立の内申と当日点の関係を説明します。

Tさんの三鷹高校(冨士高もほぼ同じ)女子は学力対調査書の比が7対3.。790点が合格ラインで、素内申41、偏差値59の人が合格できる平均の人とされています。7対3とは満点を1000点とし、学力考査が700満点、調査書が300満点で、学力考査は700満点に500点に対する当日点の割合を掛けたもの、調査書は300点に素内申の最高点51に対する生徒自身の内申点の割合を掛けたものを合計し790点を超えていれば合格するというものである。これを数式で表すと以下のようになります。

[数式1]

ということでこれを逆算すると当日点は

[数式2]
[数式3]

ということになる。

Tさんの場合

[数式4]

なので


が当日点の最低ラインである。

N君の場合、駒場は当日点が437点三鷹、富士はほぼ同じで417点である。437点は1科目平均88点で、彼にとってほぼ不可能な得点で417点は不可能ではないがかなり厳しい点数です。

2人とも1月の模試は結果がよかったらしく、N君は駒場にTさんは三鷹に出願した。2人とも大勝負だ。

最終的にTさんは三鷹高校、N君は富士高校に合格した。N君には願書差し替えの時に、駒場の可能性の薄いこと、三鷹と富士はほぼ同レベルだが倍率の関係で冨士が一番可能性が高いことをアドバイスしました。塾の先生が志望校を下げさせるのはまことに心苦しいが、志望校には限度があるということだ。それに伝統などあらゆる角度からいって富士高が三鷹高の下位に甘んじることなど私には考えられないことである。(Tさんごめんなさい。Tさんが合格していたことをつい失念しておりました。)

クラスでみていた進級の心配されていた桐朋中のY君、英文法・英会話クラスを受講していた学芸大附属小金井中のOさんもそれぞれ12月、2月に附属高校に進級が決まりほっと一安心。

追記
今年は2人きりの受験生でしたが、まだまだ10名くらいの受験生の面倒をみる気力と体力はあるつもりです。もう随分年季ははいっていて前のようにみんなをがんがん引っ張っていく力はありませんが、それに反比例して忍耐力は増えましたよ。成績は悪くても構わないのです。真面目についてくるお子さんであれば、、、、まだまだ1年間の高校受験請負います。

2005年高校入試結果報告

[都立西高、都立武蔵高、都立富士高、都立杉並高、都立杉並総合高、 都立鷺宮高、日大二高、国学院高、明大中野高、土佐塾高、 文化女子大杉並高、錦城高 他 ]

高校入試では一部の最難関校を除けは、12月で入試の半ばが終わっていると言っても過言ではありません。12月に決定する内申点が志望校を左右し、基準に達していない志望校を受験してもなかなか成功することは難しいでしょうし、また基準に達していれば少々実力がなくてもレベルの高い学校に合格できるからです。その意味で高校入試は中学入試よりも時間がないといえます。

さて、今年の受験生は上記の全員で9名。ほとんどの受験生が都立第一希望でしたので、12月時点で特別に気にかかる生徒は3名。

M中のSさんは中2の春の入塾で、中2のうちに内申点を着実に足固め。中3の2学期にはほぼ完璧に近い内申で楽々、富士よりワンランク上の武蔵高に推薦合格しました。中2の時の成績は大切ですね。

I中のTさんは小学生からの入塾生。それだけに責任は重大です。中1のときからこつこつと実力を積み重ね、都立西高1本にしぼり見事合格しました。内申、実力、態度すべてにおいて申し分なし。西高独自問題も物ともしない堂々たる合格ぶりでした。今後西高は日比谷とともにますます難易度が高まり、最難関校になるでしょう。

S中のS君は夏期講習から参加。英語が大の苦手で、中1の最初から指導。それでも冬期講習の個別特訓で1月9日受験日の土佐塾に見事合格しました。入試も早かったし、半年で偏差値を20以上上げるのは厳しかった。

M中のK.Sさんは中3の春から参加。成績は急上昇しましたが、結局2学期の内申は変わらず、富士高に挑戦。当日点420点はきつかったですが、日大二高ともども富士高に合格しました。中3から勉強して実力はついても内申を上げるのは厳しいですね!!

他の受験生も一発逆転をねらった方を除き全員第一希望に合格しました。

これから受験勉強をしようとしている中3生にひと言。12月までは内伸点を上げるよう心掛けてください。学校の定期テストが一番大事です。もし内申が上がらなかったら、12月からでも中堅私立校は間に合います。偏差値70位までの学校は今ねらい目ですよ!!

皆さん、ほんとうにお疲れ様でした

高校入試実績

*** 塾長談 ***

内申点の絶対評価により、都立間の格差が広がっております。都立第一志望者は少々内申点が足りなくても、受験当日点にかける勇気が必要です。中堅上位私立高では、ますます推薦が盛んになり、私立第一志望者も、定期考査、内申点を十分考慮する必要があります。

[その他これまでの高校入試実績]

慶応義塾、早高院、早実、中大杉並、中大附属、ICU、城北、明大中野、国学院久我山、国学院、明治学院東村山、日大二高、日大鶴ヶ丘、日大桜ヶ丘、武蔵工大、専修、拓大一、駒沢、大妻中野、都立西、国際、武蔵、富士、大泉、豊多摩、武蔵野北、小金井北、東工大附属、筑波大附属、学芸大付属他