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小・中作文教室、高校生小論文教室のご案内

小・中作文教室、高校生小論文教室

 本年度も小学校高学年、中学生を対象とした作文教室、高校生を対象とした小論文教室を開講いたします。このコースでは、受験に必要なテクニックとして基本から学習するのはもちろん、受験後の勉強や生活に役立つ文章力・記述力のノウハウを身につけることができるよう指導します。

学校では行事のたびごとに作文を書くことが求められています。自分の思ったことを書きましょう、好きなことを書いていいです、と言われても何から書き始めていいのか、どのように続けたらいいのかわからず書きあぐねてしまったり、とにかく時系列に並べて書くだけになってしまったりと苦手意識の強い分野です。

学校の授業に限らず、中学受験・高校受験でも広く作文力・記述力は求められますが一朝一夕には身につきにくい分野でもあります。 しかもそうした受験が済んだら終わりではなくその後の大学受験や就職試験でほぼ必須の分野であり、関わりは続いていきます。

文字を綴ることの抵抗を減らすと同時に読解力や思考力も養成します。楽しく、そして確実に「伝える力」アップを目指しましょう。

募集要項

小学生作文教室

対象学年 小4~小6
時間・曜日 毎週水曜日15:30~16:30
受講料 6,600円(税込)
テキスト代金 3,500円(年間)

中学生作文教室

対象学年 中1~中3
時間・曜日 毎週水曜日 16:35~17:35
受講料 6,600円(税込)
テキスト代金 3,500円(年間)

高校生小論文教室

対象学年 高1~高3
時間・曜日 毎週水曜日 17:40~18:40
受講料 8,800円(税込)
テキスト代金 3,500円(年間)

当校生徒 髙島優月さんの作文 朝日新聞に掲載

当校の生徒 加藤京子さんの作文が令和4年7月21日(木) 朝日新聞の「声」に掲載されました。

ジェットコースター大好き!

 遊園地と言えば、ジェットコースターです。5さいの時、当時住んでいたタイの室内遊園地で初めて乗ったジェットコースターがあまりにも楽しかったことがきっかけで、大好きになりました。最初は悲鳴を上げながら乗りましたが、6さいになるとなれて、悲鳴一つ上げず乗れるようになりました。
 今まで一番大きくてこわかったのは、香港のディズニーランドで乗ったものです。どうしても乗りたかったので大行列に並んで乗りました。お母さんはすぐによってしまうため、お父さんと2人で乗りました。すると、ジェットコースターがさかさまに回転して、体が浮き上がってしまうほどでした。
 私は短い方が好きです。長いとこわくてよってしまうけど、短いとスリル満点でもすぐに終わるからです。小さい子も、お母さんのようにすぐよう人も楽しめます。反対に苦手なのは、水がかかるものです。一度、たくさん水がかかって泣いてしまったこともありました。その人に合った楽しみ方ができるので、苦手な人もぜひ乗ってみてください。

当校生徒 加藤京子さんの作文 朝日新聞に掲載

当校の生徒 加藤京子さんの作文が令和4年4月6日(水) 朝日新聞の「声」に掲載されました。

なつかしいは おふるへのほめ言葉

 母が5人姉妹なので、私にはたくさんのいとこがいる。一番上は社会人で、一番下は4歳のちびっ子だが、まだ生まれていないときは、私が一番年下だったので、いとこのお古が集まってきた。
 よく、兄や姉がいると「お古が回ってきてうんざり」という話を聞くが、私は違う。古着にはその家庭の柔軟剤のにおいが染みついており、傷を裁縫で直したあとがあったりして、その家その人、そして人生までもが想像できてしまう。
 私のお気に入りで今でも着ているジャケットは、本来は無地だけど、いろいろなワッペンが貼り付けてある。たぶん、いとこがひとつずつ集めて、母親に頼んで縫い込んでもらったんだろうな。
 親戚が集まったとき、私がお古を着ていくと、「なつかしい」「まだ着てくれているの」などの声が。私も早く服を譲る側になり、「なつかしい」と叫びたい。

当校生徒 花井陽歩さんの作文 朝日新聞に掲載

当校の生徒 花井陽歩さんの作文が令和3年12月14日(火) 朝日新聞の「声」に掲載されました。

くやしさバネに 目標めざす

 テレビのCMなどで「ピンチをチャンスに変えろ」という言葉を聞く。
ピンチとは危機的な状況に立たされていること。チャンスとは目標達成のきっかけになるような出来事。本当に変えることができるのか?
 ある学習会の参加者を選ぶ面接で、私は緊張のため、頭が真っ白になった。声を出すのがやっとで、「はい」「いいえ」の質問に答えるのさえ時間がかかった。当然、不合格。ピンチをピンチのままにして失敗した。
 この時の強い悔しさから、自ら人前に出て発言したり、今まであまり知らなかった人にも話しかけて会話を続けたりしてみた。すると、人前に立っても言葉がわからなくなるほどの緊張をしなくなった。

 あの失敗は、自分を変えることができるチャンスだったのだ。今、人前に立つことも普通にできるようになった。高校受験では、面接をチャンスの場にしたい。

当校生徒 鈴木啓文君の作文 朝日新聞に掲載

当校の生徒 鈴木啓文君の作文が平成31年1月18日(金) 朝日新聞の「声」に掲載されました。

責にんを持ってそうじをすると 小学生 鈴木 啓文(東京都 10)
 ぼくはとっても小さいことかもしれないけれど、教室のそうじでつらい思いをしたことがある。
 ある日、そうじが面どうくさくてサボってしまった。しかし、友達が来て「ちゃんとしなきゃいけないでしょ!」といわれ、無理やり人の何倍もやらされた。しかも自分一人だけで。
 その後、ぼくは少し考えてみた。「そうじをしたってとくすることだってないし、お金だってもらえない。先生がすればいいじゃないか」と。そして、またサボった。でも、よく考えてみると、教室は自分たちが使ってよごしている。だから、ぼくたちが責にんを持ってそうじしなければいけない。前とちがって責にんを持ってそうじをするととても気持ちがよかった。
 つらい仕事でもそう取り組むと、気持ちがいい結果になる。

当校生徒 森澪奈さんの作文 朝日新聞に掲載

当校の生徒 森澪奈さんの作文が平成31年2月16日(土) 朝日新聞の「声」に掲載されました。

日替わりの服と髪型でハッピー

私のこだわりの一つは、同じ服を2日連続では着ないということです。ある日にスカートをはいたら、次の日はショートパンツなど、できるだけ重ならないようにしています。また、髪型も同じで、私はポニーテールなど一つ結びが多くなるので、たまには結ばずに髪を下ろしてみたり、三つ編みにしてみたりしています。
 私がなぜ連続して同じようなスタイルにしないようにしているのかというと、服や髪型を選ぶことが私の楽しみになっているからです。前日の夜、「明日は寒いようだからパンツにしようかな」「お出かけだからかわいい服にしようかな」などと考えるのがものすごく楽しく感じるのです。
 そして友達に服装や髪型をほめられると幸せな気持ちになります。こだわり続けてきたからこそ得られた結果なので、心が浮き上がるような気分になります。
 私はこのこだわりをこれからも続けていき、将来おばあちゃんになっても、おしゃれなおばあちゃんになれるよう頑張りたいです。
そして自分のこだわりに自信を持ちたいと思います。

当校生徒 鈴木啓文君の作文 朝日新聞に掲載

当校の生徒 鈴木啓文君の作文が平成31年1月18日(金) 朝日新聞の「声」に掲載されました。

責にんを持ってそうじをすると 小学生 鈴木 啓文(東京都 10)
 ぼくはとっても小さいことかもしれないけれど、教室のそうじでつらい思いをしたことがある。
 ある日、そうじが面どうくさくてサボってしまった。しかし、友達が来て「ちゃんとしなきゃいけないでしょ!」といわれ、無理やり人の何倍もやらされた。しかも自分一人だけで。
 その後、ぼくは少し考えてみた。「そうじをしたってとくすることだってないし、お金だってもらえない。先生がすればいいじゃないか」と。そして、またサボった。でも、よく考えてみると、教室は自分たちが使ってよごしている。だから、ぼくたちが責にんを持ってそうじしなければいけない。前とちがって責にんを持ってそうじをするととても気持ちがよかった。
 つらい仕事でもそう取り組むと、気持ちがいい結果になる。

当校生徒 森澪奈さんの作文 朝日新聞に掲載

当校の生徒 森澪奈さんの作文が平成30年9月15日(土) 朝日新聞の「声」に掲載されました。

テーマ「みんなで語ろう 私の先生」

ずっと「好き」でいられる仕事 小学生 森 澪奈(東京都 11)
「先生」という言葉で思いつくのは、私が通っているピアノの、70代のおばあちゃん先生だ。名前は石川先生。練習が不十分だとすぐに見抜かれて「森さん、練習してる?」。けれども上手に弾くと、とても喜んでくれる。発表会の時も手を握って、「頑張れ」と背中を押してくれる。
母がピアノを習っていた時の先生でもあり、今は私より7歳下のいとこにも教えている。学校の先生でもそんなに長く仕事を続けないけど、石川先生は「私、ピアノが好きだから」と言う。自分が好きなことをずっとやって、それが仕事なんてとてもすてきだ。
幼稚園の頃から先生に習ってきて、先生の顔見たさで行った時もある。ピアノを面倒くさいと思った時もあったが、ある夏の日、先生が冷たい麦茶を用意してくれた。生徒をもてなしてくれた先生に、「また頑張ろう」と思うことができた。30分の短いレッスン。 その時間が好きだ。私も周りにいる多くの人に恩返しができるよう、石川先生のような「好き」で始まり、「楽しかった」で終われるような仕事につきたい。